管弦楽とマンドリンオーケストラのための「ミューズの森」
管弦楽とマンドリンオーケストラのための「ミューズの森」
熊本マンドリン協会 第50回定期演奏会
ゲスト
中川恵美里(ソプラノ)
2018年10月21日(日) 13:15開場 14:00開演
熊本県立劇場コンサートホール
入場料 1,000円
ギター、マンドリンの
団体・個人の出演募集中
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演奏曲目等(予定)
開演前(13:30〜) ウェルカムコンサート(於:ホワイエ)
丘を越えて、火の国旅情、ササエさん
開演(14:00〜) 司会:緒方羊子
第1部 県内のマンドリン・ギター演奏団体の演奏
1マンドリンアンサンブル・オルトレ
◯スペイン組曲から「雄鶏は鳴き日は昇る」「ペロータ」(マンドニコ作曲)
2マンドリンアンサンブル・ロマネスコ(指揮:本田博久)
◯おてもやん(熊本県民謡)◯瑠璃色の地球(平井夏美作曲)
3熊本ギターフェスティバル合奏団(熊本ギターの会)(指揮:木村允一)
◯ロンド(パーセル作曲)◯グリーンスリーブスによる変奏曲(作曲者不明)
4芦北町マンドリン協会(指揮:竹﨑一成)
◯日本の秋(小さい秋見つけた、虫の声、もみじ、赤とんぼ)
第2部 県内マンドリン・ギター演奏団体等と合同演奏(指揮:甲田弘志)
ソプラノ:中川恵美里(②、④、⑥)
①もののけ姫 ②いつも何度でも ③私のお気に入り
④夢やぶれて ⑤Think of me ⑥踊り明かそう
第3部 管弦楽とマンドリンオーケストラ合同演奏(指揮:甲田弘志)
◯管弦楽とマンドリンオーケストラのための「ミューズの森」(甲田弘志作曲)
◯私はマンドリン(ソプラノ:中川恵美里)(甲田弘志作詞作曲)
入場券取扱
熊本県立劇場・熊日プレイガイド(びぷれす地階)・
西野楽器店・大谷楽器・長崎書店・蔦屋書店熊本三年坂・
宇土シティモール・ミック・玉名市民会館・荒尾総合文化センター
メールお申込 → メール受付
電話お申込 → 096−383−5714(事務局・緒方)
ゲスト
中川恵美里(ソプラノ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
これまでに九州交響楽団、東京交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、山形交響楽団と共演し、ソリストを務める。
2013年、熊本県新人演奏会出演。熊日学生音楽コンクール最優秀並びに熊日大賞、全日本高等学校声楽コンクール第1位、全日本学生音楽コンクール第2位、第45回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門にて特別賞イタリア大使杯、他多数受賞。
2015年、ドイツ・ベルテスマン財団主催『世界オペラ歌唱コンクール・新しい声2015』ドイツ世界本選へ、日本代表として出場。2016年にはドイツで開催された、同コンクールの特別マスタークラスならびに修了コンサートへ、日本代表として招聘される。
2018年9月25日現在
順次更新中
合同練習日(予定)
◯7/14(土)午後・夜
(南部公民館)
◯7/29(日)午前・午後
(花園公民館)
◯9/8(土) 午後・夜
(県劇第1練習室)
◯9/16(日) 午前・午後
(午前:県劇音リハ、午後:第1)
ソプラノ入り
◯10/7(日)午前・午後
(県劇・音リハ)
ソプラノ・管弦楽入り
◯10/20(土)夜
(県劇・音リハ)
管弦楽入り
第60回熊本県芸術文化祭参加事業
平成30年度熊本県立劇場文化活動支援事業
(*)管弦楽の編成内訳
Fl(2)、Cl(2)、Fg(1)、Hr(2)、Per(1)
Vn1(4)、Vn2(4)、Va(2)、Vc(2)、Kb(2)
(*)管弦楽の練習(マンドリンオーケストラとの合同練習)
◯10/7(日) 15:00〜16:45(県劇・音リハ室)
◯10/20(土)19:30〜21:15(県劇・音リハ室)
上記10月に参加できない管弦楽の方は、下記の9月の参加でも構いません。
◯9/8(土) 19:30〜21:15(県劇・第1練習室)
◯9/16(日)15:00〜16:45(県劇・第1練習室)
通常練習(火曜日・夜)
火曜 ・夜/白川教会
(9月以降定演前までは木曜日も)
「雀通りの猫のうた」全24集の中の1曲。日常生活の中で発見した驚きや喜び
をヒントに書いたのが「雀通りの猫のうた」シリーズです。この「ミューズの森」
を書くきっかけになったのは1冊の本・富山和子著の「森は生きている」でした。
森は、遠く離れた海を豊かにしそこで暮らす人々の生活を支えています。ヒトが
生まれる遥か遠い昔から、空気や水の大循環の役目を果たし多くの生命を育んでい
る森。そのもとを尋ねると1枚の葉っぱ・1滴の水に辿り着きます。これはあたか
も、ひとつの音符が他とつながり小さなモチーフとなり、それらがお互いに影響し合い様々な姿に変
化しながら、ついには壮大な交響曲へと発展していくのに似ていると感じて思い立ち、はじめは交響
曲として構想し、その一部をマンドリンオーケストラ用として1998年に発表。翌1999年に日本マン
ドリン連盟から楽譜が出版され、2001年に浜離宮朝日ホールで初演されました。今回、この曲を管
弦楽とマンドリオーケストラとの合同演奏のために、20年振りに改めてオーケストレーションした
ものです。
森の中の、静謐で有機物に満ちたひんやりとした空気や、そこかしこに漂う木霊の気配、木の葉の
ざわめきや鳥の声。土の中では、飛び立つときを7年待つ蝉の子供たちや無数の虫たち。1トンの水
を抱(いだ)く1本の木の根からつながる地下水脈まで思いを巡らせながら書きました。しかし描写
音楽ではなく、また、調性感のない旋律や変拍子等の現代的な要素を持ちながらも、曲全体の構成は
古典的なソナタ形式に拠っております。
呈示部の第1主題は「線」による無機質で調性感のない全音音階から成り、「点」
による旋律の第2主題は和声が忙(せわ)しく変化することで調性を強調します。
お互いに正反対の性格を持つ2つの主題が、競い合い影響し合って多様に変化しなが
ら発展していきます。ピチカートに乗って各楽器のソロを交えた”ミューズの女神”も
姿を現して、最後は、第2主題に刺激され調性を得て今や大きく成長した第1主題が、
和声のうねりの中で登場し、やがて第2主題の余韻と共に、遠く静寂の中に消えてい
きます。(左の絵は 題名の由来となった久永強氏作の「ミューズ」) (解説:甲田)
◯ 当日ご希望のお客さまの中から抽選で、10名の方に「森は生きている」を贈呈いたします。
管弦楽とマンドリンオーケストラのための「ミューズの森」
1 私は私はマンドリン
生まれはイタリアナポリ
きらきらころころトレモロピッキング
ちょっぴり目立ちたがりや
2 私は私はマンドラ
おとなしやかで控えめ
秋の枯葉がよく似合う
ちょっぴりロマンチスト
ときどき大騒ぎ
マンドリンのお姉さん
3 私はマンドロンチェロ
大海原に響く
大きくやさしく逞しく
ちょっぴり恥ずかしがりや
4 私はギター
一人で二役こなす
月に捧げる弾き語り
オリオンに叫ぶラスゲアド
隠れたスター 私はギター
5 私はコントラバス
低い音なら任せなさい
目立たないけど仲間を
さ さ え る ち か ら 持 ち
6 みんな揃ってオーケストラ
地球の呼吸に合わせて
上がってドキドキミスしても
澄ましてララララボンボボン
幸せ胸いっぱいマンドリンの家族
青空に歌う生きてるよろこびを歌う
私はマンドリン(歌詞)
主催:熊本マンドリン協会 /協力:古書 汽水社 Comodo arts project
後援:熊本県文化協会 熊本県教育委員会 熊本市教育委員会 熊日 NHK熊本放送局 RKK TKU KKT FMK KAB
FM791 熊本ギター・マンドリン連絡協議会(KGMR) (一般社団法人)日本マンドリン連盟 熊本マンドリン協会会友会
次の曲の練習用音源できました。(観賞用ではありません。)
ご希望の方は、メールでお申し込みください。音源をメールに添付して送信いたします。
申込先 → koda@sage.ocn.ne.jp
◎私はマンドリン ◎ミューズの森(前半・後半)
◎もののけ姫 ◎いつも何度でも ◎私のお気に入り ◎夢やぶれて ◎Think of me ◎踊り明かそう