丸坊主にされたキンモクセイ

 

写真上は、

2024年5月7日(火)に、突然丸坊主にされてしまったキンモクセイです。


写真下は、

2024年4月20日(土)〜同月30日(火)のいずれかの

日、写真中央のわんちゃんを撮影したとき、たまたま左側に
写っていたのが、写真上と同じキンモクセイです。

角度が違うので分かりにくくてすみませんが、上も下も同じ木
です。


1本の木は、地下の根に水をたくわえ、地上では、緑が水がめ
のはたらきをし、涼しくしてくれます。
今から暑くなる時期、これから年間で最も緑が欲しい時期に、
なんとひどいことをなさるのでしょうか?

キンモクセイは枯れやすい性質なので、丸坊主にすると枯れる

恐れがあり、もともと、キンモクセイの剪定では、強い剪定も
避けなければならないと、私は耳にしました。
葉が1枚もない状態では、根から水を吸い上げることもできず
空中に水分を放出することができなくなります。人間に例える
と呼吸できないような、残酷極まりない状態です。

妻も泣いていました。

地域住民は意識するしないにかかわらず、その地域の樹木と共
に生きています。

また、キンモクセイの剪定時期は、花が終わった11月頃か、

3月か4月までと言われています。今は、もう5月です。


剪定を請け負った業者からの作業周知のチラシには、「剪定」

という言葉はありましたが、どの木を剪定するのかも、まった
く書いてありませんでした。しかも、そのチラシの配付は前日
の5/6でした。


また、「剪定」とは、すべての枝を、丸坊主になるまで切り落
としてしまうことなのでしょうか?
もしそのような意味で剪定の契約を締結されているのでしたら、肝心の言葉そのものが、間違ってはいないでしょうか?


「剪定」とは、丸坊主になるまですべて切ってしまうのではなく、枝の「一部を切りとる」こと、と手持の複数の国語辞典に
も書いてあります。このような意味で「剪定を」とか、または、

単に「切って」と言う言葉で、お願いしたのではないでしょうか?丸坊主姿を見て、みなさんほんとうにびっくりされていた
のがそのことを如実に示しているのではないでしょうか?

行政側の「剪定」とは、常緑樹も落葉樹も、また木の性質も無
視して、すべてこのように丸坊主にすることなのでしょうか?


行政の責任者の方も業者の方も、暑い中、熱心に仕事をなさ
っておられることには、本当に感謝しています。
そのような方々に苦情を申し上げているのではなく、このよう
な結果になる、そのもととなっている、行政内部の根拠規定の
中に、何か問題点はないのでしょうか?ということです。


電話では顔が見えないため、つい感情的になる場合があります。
申し訳ありません。

そのため、文章にして私のHPにアップ(非公開)しました。
ただし、このような内容をHP管理人として将来とも公開はでき
ません。


関係職員の方に、時間がおわりのときに、よろしければ読んで
いただきたい、と願って書いたものです。

町内では「誰が切ってと言ったのでしょうか?」とか、まるで
犯人捜しのようにおっしゃる方もあります。しかし、私は、自
分の町内には悪い方はひとりもいらっしゃらないと思っています。みなさん大切なお友だちです。こんなことで町内で争いご
とになってはいけないと強く思っています。
どのような経緯であれ、丸坊主にすることを判断されたのは熊
本市ですから、熊本市からのご回答をお待ちします。急ぐこと
ではございません。ご判断のもととなった根拠規定も併せてお
知らせくださいますよう、お願いいたします。
お忙しいところ、最後までお読みくださり、ありがとうござい
ました。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。(甲田弘志)