甲田弘志(作曲 編曲 指揮)

 

甲田弘志(作曲・編曲・指揮)

 1947年熊本市生まれ。九州音楽幼稚園在園中に井上萬里子園長から毎日聞かされたレコードに興味を持ち、10歳からスコアを見ながらレコードを聴き、オーケストレーションや和声の妙に感激。
 作曲は独学。1976年以降48年間常任指揮者を務め、これまでの約500曲の編曲作品は演奏活動を楽譜で支える。毎年新作を発表し「cafe・Rodinの歌」「プチ・ガヴローシュ」「コゼット」「マリウス」「ジャン・ヴァルジャン」「内藤濯に捧げるPetit Rondo-point」等の作品は、全て「雀通りの猫のうた」シリーズに収められている。  
 福岡市での現代音楽祭等にも作品を発表。フランスのベストセラー作品からヒントを得た「フルートとピアノのための“茶色の朝”」、ナチス政権下のベルリン地下潜伏から
生還した音楽家を描いた「コンラート・ラテに捧げるピアノトリオ」、児童図書「森は生きている」に触発され作曲した「管弦楽のための“ミューズの森”」等が、東京のマザ
ーアース社から出版されている。
 九州音楽学園幹事・九州作曲家協会会員・熊本県文化懇話会会員・熊本日仏協会会員・熊本マンドリン協会音楽監督