Macと共に

 

1994年・MacのLC630     各時代別のMacとMacに接続した全体の配置図はこちら
 Macとのつき合いは1994年頃発売のLC630から。当時アップル製ではPerforma588という、本体とモニタが一体で基本的なソフトも入っていて、そのままですぐ使える便利な機種も出ていました。一方、LC630はパソコンの本体だけ。見た目はいわば「箱」(写真)で、モニタも別に購入しなければならなかったのですが、拡張性が高かったのでLC630に決めました。それまでWindowsしか使っていなかった私にとって、Macは初めてだったのです。

 モニタは当時最新の機種で価格が手頃なSamsung(サムスン)製にしました。
 プリンタは当時としてはハイスペックのレーザープリンタ(EPSON・LP1600)を選びました。販売店からは白黒印刷で個人用ならドット数は600dpiもあれば「もったいないほど十分です」と言われたのですが、この機種は2400dpi相当。当時は沖電気からも2400dpi相当の機種が出ていました。EPSONの12万円よりも沖電気の方が少し安かったのです。しかし、そのとき熊本では沖電気製の販売ルートが分からずに、EPSONにしました。何よりもdpi(=ドット)に拘ったのは2400dpiならクレッシェンドにギザギザは出ないだろうと考えたからです。
 熊本マンドリン協会HPの表紙の集合写真は、1984年の創立30周年記念の演奏会のときのものです。この頃もパート譜はまだみなさんで手分けして写譜をしてくださっていました。しかしみなさんも大変忙しく、手分けしての写譜はだんだんと難しくなりました。
 写譜する時期はいつも冬。あるとき、写譜を引き受けてくださった中のひとりのメンバーが、夜遅く写譜をしていて眠ってしまい、目が覚めたら朝で、あわてて出勤したというようなことがあったのです。目が覚めた瞬間の彼女の気持ちを思うと、私は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そのようなこともあって、早く機械で楽譜を作成しなければと思い、上京のたびに機械やソフトを調べたりしたのですが、満足できるものにはなかなか出会えなかったのです。
 前述の創立30周年記念で演奏した「イタリア讃歌」の手書きのスコアやパート譜は今も大切に持っています。このスコアを各楽章に分けてパートごとみなさんで写譜をしていただきました。演奏時間は30分の曲でしたが作曲編曲し鉛筆で書き上げるのに86時間。このスコアからパート譜を写譜した時間は、一人あたり軽く10時間以上は必要だったと思われました。
 写譜だけでなくそのような一人ひとりの労苦と協力があっての定期演奏会であることを、常に忘れないために、このときの写真を協会ホームページの表紙に用いています。
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楽譜作成にはFinale
 そんな時期に作曲仲間から、楽譜作成にはFinaleという、いいソフトが出ているらしい、と聞きました。調べると他にもガーシュインとかキューベースとかシベリウスとか、複数のソフトがあったのです。この当時の私のノートでは、これらの比較検討に3か月を要し、それでも決めることができず、最後は取扱業者に直接電話照会したことが記録に残っています。
 今でこそFinaleは数万円で購入できますが、当時は10万円を越えていました。プログラム容量が大きい方がいろいろな楽譜の書き方もできるはずで、将来ソフトとしての発展性もあると思い、容量がもっとも大きかったFinaleに決めました。しかし、Finaleを使っている人は他に誰もいなくて、機能が豊富でマニュアルを見ても分からないことばかり。手で書いた方が早い、と夜中に何度も思ったものです。このときのFinaleはバージョン3.2でした。

 MacのLC630を使いソフトのFinaleで書きレーザープリンタのLP1600で印刷した、初めての楽譜は予想よりも美しい出来でしたが、私がもっとも気になったのは音符ではなく、やっぱりクレッシェンドでした。ギザギザ感は殆ど感じられなくてホッとしたものです。
 手書きよりも譜面がすっきり見やすくなり、みなさんにとても喜んでいただいて、うれしく思いました。
 機械はいつかは壊れるもの。1年後に同じ機種のLC630を中古品で見つけて購入し、2台をつないでネットワークで使用しました。Macでは当初からPC間のネットワークも簡単にできたのです。修復しようとするときにつないでいるもう片方のMacから出向いて修復できるという訳です。      

 音のデータファイルと文字のデータファイルが、ひとつのフォルダの中に同居できることが、見た目の絵として分かるMacにも驚いたものです。Windowsではソフトが行う仕事を、MacではMac自身がいとも簡単にやってくれるので、これぞコンピュータああ〜と思い、 Macの中に人格のようなものを感じたものです。操作を間違えて機械がお手上げ状態になると爆弾マークが出たりしてびっくりでしたが、それもMacらしい遊び心なのでした。
 画面が動かなくなったりするとドキッとしたものですが、Macの方もなんとか正常に戻ろうと努力しているように感じられて、あれこれと操作していると不思議なことにやがては解決できるのでした。 
 トラブルを修復するためのノートンユーティリティが出ているのを知り購入し、この ”ノートン先生” には何度も助けられました。
 このLC630でどうしても解決できないことが1回だけありました。その原因は内蔵の電知切れでした。
 うれしいことに、1代目全体の初期費用は約60万円。当初は総額で80万円は必要だろうと予想していたのです。その名のとおりローコストのLC630でした。
 指揮者は高い楽器を買う必要はありません。楽器に比べると安く済みました。
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2000年・PowerMac G4によりホームページの製作とCD 作成 
 Finaleによる楽譜作成がすっかり軌道に乗ると、次はホームページ製作が大きな目標でした。そのためにはLC630より上位の機種が必要で、ネットの契約も必要になりました。
そこで2000年に、Macでは当時最新のPower Mac G4(ざぶとん型)を購入し、この機種とこのOS9に合う、ホームページ製作のための周辺機器等も新たに揃えました。
 ホームページ製作のためのソフトは、Macでは当時DreamWeaverしかなく、高額で扱いも難しいと聞いていました。しかし、ホームページ作成のためのHTML言語はさっぱり分からないためソフトに頼るしかなく、このDreamWeaverを購入しました。当時は200,000円を超える価格でしたが、それでもホームページ製作業者に依頼するよりも相当安かったのです。

 ホームぺージの製作は予想以上に困難でした。写真資料はスキャナでデータ化して、それを容量が軽くなるように変換して、画面に貼りつけなければならないのですが、その作業だけでも当時はまだ大変な手間がかかったものです。この点は、スキャナも解象度が高い(=値段も高い)機種を購入したのが大失敗でした(×_×)。ホームページにアップする写真はできるだけ軽くしないとホームページ全体の容量が大きくなり、サーバーとの通信費やサーバー内のデータ量も増えてしまうのです。
 DreamWeaverは業者が使用するような本格的なソフトだったため、理解するのには時間がかかり、その上、通信回線の契約と回線工事、自宅内の配線工事、関連機器の購入、ホームページ開設のための契約等にも相当の時間を要し、 MacG4は2000年の12月に購入していたものの、ホームページの開設は2001年の3月になりました。
 ネットにアップしたHP画面を見て、これで協会も時代に追いつけたような感じがしてうれしかったものです。

 2002年には熊本県の姉妹都市・米国のモンタナ州からモンタナマンドリン協会が来熊して、協会と共演The Montana Mandolin Society Mandolin exchange concert)することになりました。このときはお互いのホームページを通じて、事前に連絡を取り合うことができて、ホームページが早速国際交流に役立ちました。県庁で顔を合わせる以前からメンバー全員の名前と顔は、ホームページを介したメールでお互いに知っていたのです。

 ホームページの全体のデータ量が大きくなりサーバー側の容量が契約以上になると、更新情報がアップできなくなります。既に不用となったデータを削除できればいいのですが、それはできないシステムになっていました。倉庫がいっぱいになったから更にスペースを買いなさい。そうしないとこれからはホームページの更新はできません、という訳です。◯◯◯はズルイなあ(笑)と思ったものですが、他社でも似たようねシステムだったのでしょう。ただ、そんな大事なことは最初から言っておいて欲しいなあ、と思ったものです。
 ホームページをアップするまでは難行苦行の連続でしたが、開設できてからはいろいろな面で便利になりました。ホームページの開設が条件で掲示板もできるようにもなりました。

 また、練習に役立たせるためのCDが製作できるようにと、G4に接続できる機器類を揃えました。音源のYAMAHAのMU1000はスタジオにいるような感覚でCD作成ができました。
 しかしCDを作成しても思ったほど役にたったようには思えず、当時180,000円で購入したYAMAHAのMU1000をはじめCD作成関連の機器類やソフトも、十分に使い切ることはできず、もったいない買い物だったなあと、後悔しています。
 しかし、ホームページの方は最初からDreamWeaverで作成していたお陰で、今も応用ができて助かっています。また、ホームページの維持管理方法ではカリフォルニア在住の日本人の方に、ネット上で、誰も知らないような貴重なノウハウを教えていただいたことは、今もホームページをしっかりと支えています。

 Finaleはこの年の2000年に合わせてバージョンがFinale 2000となり、当初に較べて更に大きく発転した楽譜作成ソフトへと成長しました。
 また、ジャストシステムからMac用に初めて一太郎 for mac が出たので購入し、過去の一太郎データがMacでも活用できるようになりました。しかし、この一太郎 for mac では外字作成の機能がカットされていたので、その点はガッカリしたものです。
 3代目全体の費用(ネット接続関連経費を除く)もおよそ60万円で済みました。
                                  

            3代目のMacG4に接続した全体の機器類の配置はこちら

2010年・PowerMac G4から iMac へ
 Power Mac G4には楽譜作成、ホームページ維持管理、CD作成等で10年間、殆ど毎日がんばってもらいましたが、 G4のモーター音がだんだん大きくなってきて、 OS9の保証期間も過ぎて不便をきたすことも多くなったことから、2010年に4代目のiMacに切りかえることにしました。
 この時期は自宅一帯でも光回線が利用できるようになり、それまでのISDNから光回線に契約を変更しました。更に、airmacを設置して自宅内でWiFiが使えるようにし、ノート型のMac Book(=5代目)も同時に購入して、1階に居ても械操作ができるようにしました。
 WiFiのお陰で1階でも仕事ができるようになってからは、2階書斎の椅子でそのまま眠り込むこともすっかりなくなり、電気代節約に貢献できたようです。
 
 このとき、ホームページの維持管理はすべて新しいiMacに移行しなければなりませんでしたが、最初にDreamWeaverでホームページを製作していたお陰で、予想より簡単に移行できたのでした。

 また、新しいiMac(os10.6)ではWindowsも扱えるようになりPowerPoint、excel、word等のソフトも新たに購入できて、定期演奏会のポスターやチラシ作成や、それらをメールでやりとりできるようになり活用範囲が大きく広がりました。
 更に、iMacにはTimeMachine機能が追加されていて、操作の都度ハードディスクには自動でバックアップされるようになり、毎日の操作時間が短縮できました。

 FInaleも機械(os)を替えるたびにバージョンアップが必要です。 バージョンアップしないと新しい機械で過去のデータは開くことさえできません。 バージョンアップは新規購入に比べるとそれほどの負担にはなりません。
 このときのバージョンアップ後は、過去の楽譜のデータが読み込めなくたったのです。こんなことは初めてのことでした。原因を調べているうちに、新しいバージョンに楽譜のサンプルとして納められていたデモファイルに、拡張子らしいものが付いているのに気がつきました。これだっ!!と思って古いバージョンで作成したファイルにこの拡張子を真似て付けみたところ、無事に開くことができたのでした。それまではMacやMac専用のソフトでは、拡張子は付いていなかったのです。
 2010年の4代目・5代目のときも費用は約60万円(ネット関連分を除く)で、これが退職前の現役最後の買い物でした。

             4代目のiMacに接続した全体の機器類の配置はこちら

 4代目のiMacは購入した当初からトラブル続きでしたが、その都度、Mac本体ががんばってくれました。最大のトラブルは2017年。電源を入れた後の一連の動作が、時間ばかりがかかって、どうしても立ち上がってくれないのでした。デスクトップ上にフォルダを沢山置いたままにしておくと立ち上がるまでに時間がかかります。そこでデスクトップも整理したのですが、それでも同じ状態で、30分経っても1時間経ってもどうしても立ち上がらないのです。iMacが使えないときは1階のMacBookやG4で仕事はできますが、excelやwordのデータのやりとりがメールではできません。
 iMacが「立ち上がるまで何時間でもがんばらせてください」と私に言っているように感じました。iMacの秒針は動いておりひとりでがんばっている最中なのです。私は電源を入れたままiMacひとりに任せて、休むことにしました。
 4時間後、朝、起きて見るとiMacはきちんと立ち上がっていたのです。さすがMac!。
 それからは、このiMacは電源を入れて8分間待ちさえすれば、何ごともなかったように立ち上がるようになりました。それでも5回に一回程度は途中で時計もストップしてフリーズしたりするのですが、そんなときは電源が落ちるまで長めにスイッチを押して、再度、電源を入れて8分間待てばいいだけのことです。

 2019年になるとiMacでは漢字変換がうまくできなくなりました。まだ10年は過ぎていないのにと不思議に思っていたところ、今度はメールもおかしくなりました。
 ある程度の異常はその都度自分で直せるのですが、このときは立ち上げてメールを開くと、受信済みの過去のメールすべての受信が始まるのです。その数なんと16,000件。一度受信したメールはサーバに残さないように設定していてもこの症状で、毎回、電源を入れてメールを開くとこのありさま。16,000件の受信だけでも相当な時間がかかり、それらを削除するのも大仕事でした。しかし、ホームページの維持管理のためにはこの4代目のiMacに、がんばってもらわなければなりませんでした。ホームページを作成しているソフトは、os10.6を塔載したこのiMacでしか動かすことができなのです。
            4代目のiMacに接続した全体の機器類の配置はこちら


2020年・PowerMacG4とお別れ。新たに6代目のiMac(os10.15)等を購入

 2020年3月から4月にかけて、新型コロナウイルス感染拡大防止で自宅に居る時間が長くなり、この時間を利用してパソコン内のデータ整備を行いました。このときホームページを今後も残せるようにするためにもっともよい方法として、もう1台iMacを置き、今までのos10.6の方をホームページ専用として使用した方が、全体として便利でラクになることに思い至りました。そこで新たに最新のos10.15(Catalina)のiMacを購入し、このos10.15に合うプリンタスキャナやUSBスーパードライブ(=CD等を作成する機械)等を購入しました。
 このためスペースの都合から、大きなMacG4とは別れなければならなくなりました。20年の間、夜遅くまで一緒にがんばってくれたG4のデータをすべて消去し店に持ち込み、いよいよお別れのとき「これまで長い間ほんとうにありがとう」と声をかけたら、つい涙が出ました。引き取ってくださった販売店の方ともMacを通じての長いつきあい。こんな別れの瞬間は同じ気持ちなんですね。
 
 こうして4代目のiMacは、漢字変換には時間がかかりますが、ホームページ専用になりました。ホームページがあるだけでどれほどありがたいことかは、内部の人にはなかなか十分には理解されていないようです。なぜなら、自分は協会のメンバーだから協会のことはよく知っていると思うからなのでしょう。どの団体でもそういうものです。
 ホームページをご覧になるのは私たちの知らない多くのお客さま。ホームページ経由で照会等もよくあります。熊本転勤になって「熊本」「マンドリン」と検索して協会を知り、翌日には楽器を持って練習会場に来て、そのまま入会されたメンバーも(^0^)。
 ホームページは365日24時間営業のアンテナショップのようなものです。ホームページ経由で1件の照会があると、その後ろには10倍のお客さまがいらっしゃる、と言われます。現在は、マスコミや関係機関等とのやりとりも、先ずはホームページを見ていただくことから始まります。

 また、新しい6代目のiMacのお陰で「QRコード」も使用できるようになりました。ポスターやチラシにQRコードを掲載することで、スマホからホームページを見てくださるお客さまが増えることになります。2020年のメイン企画で協会初の社会貢献施策「くまもと若い芽の作曲コンクール」でも、ホームページがきっと役に立つと思います。
 ホームページを支える4代目のiMacは、人間で言えばもう100歳。立ち上げまでに8分を要するとしても、また漢字変換がうまくできないとしても、これからも細〜く、長〜くがんばって欲しいと願っています。
 
 FinaleもMac os10.15用にバージョンアップして、先ずは「村祭」を編曲しました。
 ただ、PowerPoint、excel、wordは残念ながらMac用のバージョンアップ版はなくて、Macのos10.15用のソフトとして新たに購入する必要がありました。これらはもとはWindowsのソフトなので、Mac向けのバージョンアップ版のサービスは無理だったのでしょう(笑)。

 これら6代目全体の費用は30万円以内で済みました。これで4回目の大きな代替わりになりましたが、これまで機械が壊れての交替は一度もなく、代々のMacはすべて使い切ったという感じです。今回、予想より安くしていただいたので、USBスーパードライブはアサヒビール製?ではなく(笑)apple社製の純正品にしました。周辺機器で純正品を購入したのは、Macを使いはじめてから26年目にして、これが初めてのことです。appleの純正品はどれもデザインがシンプルで無駄なところがなく、スマートで美しくMac本体とよく似合う、垂涎のイッピンなのです。が、価格がいつもネックだったのでした。
 73歳になってもなおMacとつきあえる幸せに、感謝です(^-^)。


おわりに
 
これまで困ったときに親切に教えてくださった元同僚のY氏、音楽仲間のK氏、B電気店のM氏とN氏、アップルコンピュータ公認トレーナーのK氏、B電気店ご担当だったapple社員のみなさまに、心からお礼を申し上げます。       (2020年5月 甲田弘志)

        6代目のiMacに接続した全体の機器類の配置はこちら

おわりのおわりに
 
6代目購入の記念として、マック版のexcelで雀通りの猫を描いてみました。26年前のサングラス猫はモノクロからカラーとなり、ヒゲも左右に1本ずつ増えました。さらに、雀のこどもたちも   → character 雀通りの猫 初代と二代目と子スズメたち へ

おしまいまでお読みいただきありがとうございました。

                 作曲編曲指揮 甲田弘志へ


        私の Mac & Finale 歴
はじめに    各時代別のMacとMacに接続した全体の配置図はこちら

 Macを使う前は、仕事で富士通やNECのパソコンを長い間使用していました。プログラミングではCOBOLとかBASIC等の研修を受けましたが、何回受けても難解でノイローゼになりそうでした。やがて表計算ソフトのLotus1-2-3が出るとラクになり、教えなければならない立場から初心者向けのマニュアル冊子を作ったりして、パソコンが楽しくなりました。
 このころの日本語ワープロソフトの一太郎の外字作成を使って作成したのが、HPの表紙で構える雀通りの猫(サングラス猫)です。最初は下のようにサングラスは真っ黒で作りました。
 縦にも横にも24の点があり、この点(=ドット)のひとつひとつに電流が流れるか流れないかで、全体として文字や絵を描くことができます。私にはひとつの点がひとつの音符のように思えたものです。